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洗っているのに痒い!頭皮のかゆみの原因と対策法

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頭皮にかゆみがあると不快に感じますよね。女性の場合は特に、フケが出ていないかなどの見た目の症状も気になるところ。

かゆみの原因は人それぞれで、生活の中で防ぐことができることもあるそうです。

頭皮にトラブルを抱えている女性

今回は頭皮のかゆみについて、皮膚科医の宇井千穂先生に伺ってきたので、ぜひ参考にしてくださいね!

宇井千穂先生

■プロフィール
宇井千穂 先生
1990年、準ミス日本受賞。
全日空客室乗務員を経て、医学部を卒業し、現在、皮膚科医・美容皮膚科医として勤務。
皮膚科医としては、活性酸素とSODの研究による天然の治療薬を使い、アトピーを中心とした皮膚疾患を診ている。
女医+(じょいぷらす)所属。

頭皮のかゆみの原因とは?

頭皮のかゆみの原因はさまざまであり、原因が明確でないものも多くあります。また、いくつかの原因が合わさっている場合もあります。

微生物によるもの

頭皮のかゆみの原因である疾患に、脂漏性皮膚炎が挙げられます。脂漏性皮膚炎の発症に最も関与していると考えられているのが、マラセチアという真菌です。

その他にも、細菌感染などによって、かゆみが引き起こされることがあります。

外的な要因

気候がかゆみに関与している場合も多々あります。特に、湿度が低下している冬季は、乾燥とともにかゆみを生じる場合があります。

また、薬剤の副作用によりかゆみが悪化することもあります。

遺伝的な要因

皮脂の分泌量が多いと汚れが付着しやすくなり、そこにかゆみが発生しやすくなります。皮脂の過剰な分泌は、遺伝的な要素が関与していると言われています。

さらに、皮脂の成分は性別や年齢によっても変化し、それがかゆみの原因に影響を与えている可能性もあります。

頭皮の損傷

熱や乾燥などを起こすドライヤーやヘアアイロンの過度な熱であったり、パーマ時に使用する薬剤などが髪や頭皮にダメージを与えることで、かゆみを引き起こしてしまうこともあります。

スタイリングによる損傷だけでなく、紫外線であったり、外部から受ける刺激もかゆみの原因になり得ます。

精神的な要因

精神的なストレスによって、頭部のかゆみが悪化することもあります。過労を感じたら、充分に休息をとったり、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。

頭皮のかゆみを引き起こしやすい皮膚疾患とは?

かゆみを伴う疾患は、4種類挙げられます。

かゆみは疾患の症状だけでなく、美容の観点からも影響を与えてしまうので、日々の適切なスキンケアや日常的生活に配慮することが必要です。

【脂漏性皮膚炎】

頭部や顔面、耳というような脂漏部位に油っぽく黄色いかさぶたのようなものが付きます。頭にできた場合は、かゆみを感じることが多くあります。

赤ちゃんに症状が出る場合もありますが、大人の場合は症状が繰り返されることが多いのが特徴です。

【接触性皮膚】

何かしらの原因によって起こる皮膚の炎症のことです。症状としては、紅斑や丘疹、びらんなどといった湿疹が多数認められます。

原因はいろいろありますが、たとえば、シャンプーやコンディショナー、毛染剤やヘアクリームなどのヘアケア製品などが合わずに反応が起こることもあります。

しかし症状が軽いと気づけず、慢性的に原因となる製品を使ってしまうことがあるので注意しましょう。

原因が分かれば、すぐに使用を中止とし、症状によってはクリニックを受診することをお勧めします。

【頭部湿疹】

上記の接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などの症状の一つとして、頭部分に湿疹が出現した状態を指します。

かゆみが強く、運動をしたり、食事をしたり、寝ている時やお風呂上りなどの体温が上がりやすいシーンで搔破してしまうことが多いです。また、かゆみと共に、フケが認められることも多いのが特徴です

あまり触ることなく、過度な洗髪を控えましょう。 かゆみが強い場合は皮膚科を受診しましょう。

【白癬(はくせん)】

白癬とは、一般的に水虫のことを指します。足に認められることが多いですが、頭部にも白癬が生じることがあります。

かゆみがあっても症状が軽いことが多いですが、犬や猫といったペットから感染した頭部白癬は炎症が強く、症状が強い場合があります

頭皮のかゆみを抑えるためのヘアケア方法とは?

かゆみのヘアケアの基本は、頭皮や頭髪の洗浄と頭髪のコンディショニングです。ヘアケアの目的はかゆみだけでなく、薄毛や脱毛、フケなどのトラブルを予防し、さらに美しく若々しい髪を保っていくことです。

肌のスキンケアと同様に、皮膚の清潔を保つためのケア、皮膚を守るためのケアをしていくことが大事になります。

ブラッシング

ブラッシングは髪を整えるということだけでなく、汚れやフケを取り除いてかゆみを改善します。

程よい刺激を与えることでマッサージ効果を生み出し、血流を良くして毛髪の発育を促します。また、皮脂の分泌が促されるので、髪に艶がでて、健康な髪を育てることができます。

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ブラッシングはまず毛先からブラシを当てていき、徐々に根元へ近づけていくようにしましょう。
乾燥している時は、ブラッシングをしている間に髪を傷めてしまうこともあるので、ヘアオイルを活用し、ブラシの通りをスムーズにしたり、静電気が発生しにくいブラシを選んで使用すると良いでしょう

シャンプー

シャンプーは髪の毛と地肌を清潔に保ち、かゆみを取り除いてくれます。

頭部は、体の皮膚の中でも特に皮脂が多く、垢などで汚れやすい場所です。地肌の汚れを放っておくと、かゆみやフケの原因となります。また、毛髪が汚れていると毛自体が硬くなり、弱くなってしまいます。

シャンプーで髪を洗う女性

ポイントは、フケや汚れをブラッシングで充分に浮かび上がらせ、お湯で髪や頭皮を洗い流してからシャンプーすること。

頭皮を指の先ではなく、指の腹で地肌を傷つけないようにマッサージしながら洗っていきます。洗った後は、ぬるま湯で充分にシャンプーを洗い流すことが重要です。

リンス

髪を美しくつややかに見せてくれるキューティクルの存在は重要です。

キューティクルは頭皮から分泌される皮脂で覆われて保護されていますが、シャンプーはこの皮脂膜も汚れと一緒に洗い流してしまいます。この皮脂膜の代わりに、髪を保護する役目をするのが、リンスです。

リンスにもいろいろな使い方のものがありますが、一般的にはシャンプーと同様に充分に洗い流すことが大切です。

コンディショナー

ヘアーコンディショナーは、髪の表面を滑らかにすることがその主な目的です。

髪は滑らかになると、髪の毛同士の摩擦が減るので、髪の毛のダメージを減らすことができます。

頭髪ケアをしている女性

コンディショナーはリンスと同じように、髪の表面に被膜を作って髪を保護し、光沢により髪を美しくつややかに見せてくれる役割があります。

頭皮のかゆみをケアするための生活習慣は?

かゆみを予防するだけでなく、美しく若々しい髪を保つためには、上記のようなヘアケアをするというだけではなく、日常的な生活にも気を付けなくてはなりません。

髪や頭皮を健康に保つ食事療法には、ビタミン豊富な野菜やミネラル、便秘予防のための食物繊維などを積極的に摂ることが大切です。

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三大栄養素である、糖質、脂質、タンパク質を意識して、総合的に摂取するよう心がけましょう。特に、アミノ酸を多く含む動物性たんぱく質や豆類は忘れずに。

一般的に特定の食べ物だけを摂取していれば良いというものではないので、バランスの良い食事を心がけることが必要です。

また、乾燥は頭皮を傷める原因となります。乾燥によって水分が少なくなった頭皮は、皮脂の分泌が少なくなり、かゆみを引き起こします。

頭頂部や分け目は、紫外線の影響を受けないように、帽子や日傘で対策することをお勧めしますが、通気性の良い素材のものを選びましょう。

紫外線ケアをする女性

帽子を被りっぱなしにしていると汗などで細菌が繁殖してしまったり、臭いの原因になることがあります。

皮膚の蒸れ過ぎは頭皮に負担を与え、皮膚の機能に悪影響を与えることもあるので、風通しは良くし、頭皮や髪が湿ったままにならないようにしましょう。

また、髪や頭皮を健康に保つには規則正しい生活を心掛けることも大切です。

寝不足や過労・ストレスは、自律神経を乱して血行を悪くし、髪の成長を妨げます。

ぐっすり眠る女性

成長ホルモンは眠っている間に分泌され、頭皮のターンオーバーを促して新しい頭皮をつくり出すので、睡眠は必要不可欠なのです。

入浴や睡眠、適度な運動などでストレスを溜めない、自分なりの習慣を心がけましょう。

まとめ

頭皮のかゆみのトラブルは、なかなか他人に相談しづらいことですよね。ヘアケア剤によって頭皮に変化が現れた場合は、すぐに使用を中止することが大切です。

なかなか改善されない場合や目立つ症状がある場合には、専門医の診察を受けるようにしてくださいね。

(LBR編集部)

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