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皮膚科医に聞いた!3大肌荒れ(毛穴・ニキビ・乾燥)の対策法

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見た目やメイクのノリといった問題だけでなく、メンタルにも大きな影響を与える肌荒れ。できるなら、常にトラブルのない美しい状態で保っておきたいですよね。

一口に肌荒れといっても、その種類や原因はさまざまです。

スキンケアや生活習慣の中で改善できるポイントをおさえることで、健康で美しい肌を目指せます。

肌荒れを気にする女性

今回は、皮膚科の宇井先生に、肌荒れの原因や予防・改善のためのセルフケアを伺いました。

宇井千穂先生

■プロフィール
宇井千穂 先生
1990年、準ミス日本受賞。
全日空客室乗務員を経て、医学部を卒業し、現在、皮膚科医・美容皮膚科医として勤務。
皮膚科医としては、活性酸素とSODの研究による天然の治療薬を使い、アトピーを中心とした皮膚疾患を診ている。
女医+(じょいぷらす)所属。

肌荒れの種類と症状(カサつき、毛穴の開き、ニキビなど)

まずは、肌荒れの種類をチェックしましょう。今回は、3つの原因に絞ってご紹介します。

(1)肌の乾燥

表皮の角質層が本来持っている水分を保持する機能が低下し、普段より皮膚の水分量が減少している状態です。
肌が乾燥すると、カサついたり、ピリピリとしたかゆみを覚えたりします。
肌の乾燥によって皮脂の分泌バランスも乱れるため、次に紹介するニキビにつながることもあります。

(2)ニキビ

ニキビは、なんらかの原因で毛穴の出口がふさがれ、毛穴に皮脂が詰まった状態のことです。

ニキビに悩む女性 皮脂が詰まっているだけであれば白く盛り上がったり、毛穴の入口が酸化した皮脂などにより黒っぽく見えますが、進行すると毛穴の中で炎症を起こして赤く腫れあがることもあります。

(3)毛穴

毛穴が目立ってしまう原因はいくつかあります。
たとえば、皮脂や汚れ、古い角質細胞が層状に固まり、毛穴の出口が硬くなる角化は、毛穴が目立つ原因のひとつです。

そのほか、毛穴の周囲に沈着したメラニン色素や、毛穴に詰まった過剰な皮脂が酸化することで毛穴が黒く見えたり、ニキビの悪化によって周辺の皮膚組織が破壊され、クレーターのような瘢痕 (はんこん) が残ってしまうことも毛穴が目立つ原因です。

肌荒れの原因

前述した3つの要因で肌荒れが起きる原因は、以下のとおりです。

(1)肌の乾燥

肌が乾燥する直接の原因は、皮脂分泌量の低下や、角質層に存在するセラミドなどの細胞間脂質やアミノ酸などが含まれる天然保湿因子の減少です。

肌がキレイな女性

このような状態を招く要因として、洗顔のしすぎなど間違った方法のスキンケアを続けていることや、加齢、まわりの空気の乾燥などさまざまなことが考えられます。

(2)ニキビ

毛穴に皮脂が詰まってニキビになる原因は、思春期と大人になってからで異なります。

思春期の場合は成長にともなってホルモンが活発に分泌され、皮脂の分泌も非常に活発になることが主な原因です。

それに対して大人のニキビは、ホルモンバランスや栄養バランスが崩れたり、ストレス、肌の乾燥によるターンオーバーの乱れなどさまざまなことが原因となります。

(3)毛穴

毛穴が目立つ原因は、前述したようにいくつか考えられます。まず、毛穴の角化は肌を不潔にしていることや、細菌などの外的刺激などが原因になります。

また、皮脂の分泌が多くなりすぎる原因は、ホルモンバランスの乱れによって皮脂を分泌する皮脂腺の機能が活発になることがあげられます。

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特に10代から30代の青年期においては、顔や背中、胸など、もともと皮脂分泌が多い部位で皮脂の過剰によって毛穴が目立つケースが多くなります。

このような肌荒れはできるだけ予防・改善したいものですが、どうすればよいのでしょうか。
スキンケア方法と生活習慣で気をつけることの2つの面で予防・改善方法を解説します。

肌荒れ予防・改善のためのスキンケア方法

肌荒れを予防・改善するためのスキンケアは、肌を保護することが大切になります。外部に直接肌が触れる顔は、保湿を意識した化粧品によるスキンケアを心がけるとよいでしょう。たとえば、以下のようなポイントに注意してみましょう。

(1)洗顔は泡でやさしく

洗顔時には、洗顔料をしっかりと泡立てることを心がけましょう。きめ細かな泡で洗顔すると、泡が毛穴の間に入るようになります。

洗顔をする女性

また、こすらずに洗えるため、肌への摩擦を少なくすることができます。洗ったあとは、すすぎ残しのないよう十分にすすぎましょう。ただし、すすぎ過ぎは肌の乾燥を招く可能性もあります。

(2)必要以上に肌を刺激しない

気になる部分があるとつい触ってしまったり、洗顔時にこすったりしがちですが、これは逆効果。かえって肌を刺激し、肌のバリア機能を破壊してしまいます。

洗顔後にタオルでゴシゴシこすったり、コットンで強くパッティングしたり、メイクをすり込むように塗ったりといったケアもNG。

肌に触れるのは必要最低限にしましょう。なお、コットンで化粧水をつける場合は、ひたひたになるくらいしっかりと化粧水を含ませると肌への負担を軽くすることができます。

(3)保湿ケアをしっかり行う

肌表面の角層に保水機能を補う保湿ケアは非常に大切です。

顔のスキンケアでは、化粧水を塗っておしまいにすると水分が蒸発して肌が乾燥する場合もあります。その場合は、乳液や美容クリームで油分をおぎないましょう。

美容液

特に乾燥が強い部位は、保湿化粧品を重ね付けするのも効果的です。また、身体のスキンケアでは、特に乾燥しがちなお風呂上りに保湿ケアを行うようにしましょう。

(4)ファンデーションも優しくつける

ファンデーションは、事前にしっかり洗顔や保湿のケアを行ってください。基本はできるだけ肌を刺激しないことです。

ファンデーションをぬる女性

スポンジを使う場合は、軽くスポンジを肌に当てるように塗り広げましょう。なお、肌に赤みやヒリヒリ感が出た場合は、そのまま使用し続けずに違う化粧品に変えましょう。

生活習慣の改善による肌荒れ予防・改善

健康な肌を育むために生活習慣において気をつけたいのは、良質な睡眠を十分にとること、疲れやストレスを溜めないこと、栄養バランスのよい食事を心がけることです。

サラダを食べる女性

また、日々の生活の中では外的環境によって肌が乾燥しやすくなることもあります。

冷暖房や紫外線は肌を乾燥しやすくするため、いつも以上に乾燥が予想される場合には保湿剤を重ね塗りしたり、こまめに塗り直したりしましょう。

肌荒れ改善に効果的な食事・食べ物

肌荒れの予防や改善に効果を期待できる食べ物や食事のポイントは、ビタミン豊富で食物繊維による便秘予防が期待できる野菜を積極的にとることです。肌によい作用を期待できる栄養素として、以下のものが挙げられます。

ビタミンC : 多くの果物や野菜に含まれる
L-システイン : 赤身の肉や卵、大豆、はちみつに多く含まれる
ビタミンE : ナッツ類や植物油、アボカド、カボチャなどに多く含まれる
ビタミンA : 緑黄色野菜、レバー、うなぎ、チーズ、卵などに多く含まれる

このほか、体内でビタミンAに変換されるβカロチンの多いニンジン、抗酸化力に優れたリコピンを含むトマトなどもおすすめの食材です。
ただし、これだけ食べればよい、といったものはありません。バランスよくさまざまな食材をとり入れることが必要です。

サラダを食べる女性

肌荒れの原因は、今回解説した3つを含めてさまざまな原因が考えられます。

また、肌荒れしにくい健康な肌を育むために、自分でできるケアは以下のように多くあげられます。

・肌をできるだけ刺激しないこと

・洗顔料をしっかり泡立てて洗顔すること

・肌の保湿につとめること

・良質な睡眠をとること

・疲労やストレスは発散すること

・栄養バランスを意識した食事をとること

今回ご紹介したこれらのポイントをおさえ、肌荒れのない美しい肌を目指しましょう。


(LBR編集部)

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