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ニキビケアだけじゃダメ!? 医師が教えるストレスニキビの対処法

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ニキビができてしまうと、その日一日はなんだかブルーな気持ちで過ごさなければなりませんよね。

ストレスがお肌にとってよくないと聞いたことはあるけれど、実際のところニキビとどう関係しているのでしょうか?

ストレスニキビに悩む女性

ストレスとニキビの関係性や対処法について、皮膚科医の中村由紀先生にお聞きしました。

中村由紀先生

■プロフィール
総合病院にて皮膚科医として入院外来を担当。アロマテラピーやハーブの資格を基に、医療のコラボレーションを提案している。2012年 椿の女王。女医+(じょいぷらす)所属。

ストレスとニキビの関係

「ニキビ」というと、多くの方は思春期にできるイメージがあると思います。

そのイメージ通り、ニキビは90%以上の思春期の男女が経験するもので、ホルモンバランス・皮脂の過剰産生・角化異常・細菌感染などの様々な要因がからんで出現します。

おでこにニキビができた女性

このホルモンバランスを崩す要因のひとつに、「ストレス」が関与することがあるため、ストレスとニキビは密接に関係しているのです。

理由1:男性ホルモン

人はストレスを感じると、「何とかしよう!」とストレスに対抗できるようなホルモン(ここではわかりやすく「ストレス対抗ホルモン」と呼んでおきます)が分泌されます。

例えば、コルチゾールやアドレナリンがそれに当たるのですが、特にコルチゾールはストレス対抗ホルモンとしては大変優秀な反面、男性ホルモンを刺激して増やしてしまうことがあるのです。

疲れている女性

この”男性ホルモン”がニキビには大敵です。

男性ホルモンの影響により、皮脂分泌が促進され、角化異常を起こし、皮膚が厚くなることで皮脂が詰まり、ニキビができやすくなってしまいます。

また、皮脂がたまると、毛穴の常在菌であるアクネ桿菌(かんきん)のエサを増やしてしまうため、この細菌が暴れて炎症を起こすなど、新たな肌トラブルを引き起こしてしまいます。

理由2:胃腸症状

ストレスは時に胃腸症状として、私達の体にSOSのサインを送ることもあります。

スッキリしたお腹の女性

ストレスで下痢を起こすと、肌に必要な栄養素を十分に吸収できなくなります。

また、便秘になると腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)の低下に伴い、血流やリンパの流れが悪くなるため、結果として肌のターンオーバーに影響を与えることもあるでしょう。

そのため、これらもニキビができやすくなる要因の一つと考えてもよいと思います。

ストレスニキビができた時のNG行動

ストレスニキビができてしまった時は、「つぶす」「触る」はNGです。

おでこのブツブツを発見した女性

炎症が周囲へ広がり、あとに残りやすくなることがあるためです。

気になってついつい潰したり、触ったりしてしまいがちですが、触らずに正しいスキンケアで対処しましょう。

ストレスニキビのスキンケアのポイント

ストレスニキビのケア=一般的なニキビのケア+ストレスのケアとなります。

ストレスでニキビが生じても、肌に出来ている症状は他のニキビと変わりないため、一般的なニキビのケアをしてあげることが大切です。

(1)保湿

保湿は、白ニキビ(面皰(めんぽう))や隠れニキビ、炎症を起こした赤ニキビ、黄ニキビなど、すべてのニキビに対して有効であると考えられます。

化粧水をつける女性

肌には、摩擦や花粉、ホコリ、アレルゲンなど、たくさんの外部刺激の影響を受けないように、バリア機能というものが存在しています。バリア機能が存在することで、皮膚が生体を守っているのです。

しかし、肌の状態が悪いと、肌のバリア機能が低下し、外部から色々な刺激が内部にまで届いてしまいます。

例えば、タオルなどでゴシゴシ顔を拭くことは気持ちいいと感じることもありますが、肌にはダメージが強すぎます。

このような摩擦刺激も角化を促進してしまいますので、ニキビは悪化しやすくなります。

顔を拭く女性

その守るシステム(バリア機能)を強化してくれるのが「保湿」になります。

そのため、肌を良い状態に保つためには、保湿は絶対に必要です。そして、この保湿は、毎日続けていくことが一番重要となります。

保湿化粧品にはたくさんの種類がありますが、塗り心地、香り、肌がかぶれないかなど、それぞれに人によって合うもの、好きなものは異なることと思います。
自分に合う保湿化粧品をみつけるようにしましょう。

(2)洗浄

ニキビを放っておくと、普段は悪さをしない常在菌であるアクネ桿菌(かんきん)が悪さをすることがあります。

これらの菌が暴れにくい環境をつくるためには、洗顔が大切です。

洗顔をする女性

ただし洗いすぎは禁物。綺麗にしようと一生懸命に擦ってしまうと、皮膚のバリア機能が低下し逆効果となります。

洗いすぎることで本来必要な皮脂を取り除いてしまうこととなり、その皮脂を補うために皮脂分泌量が過剰となることがあるため、何事もほどほどが一番です。

(3)薬物療法・外用療法

ここは皮膚科の出番です。最近はニキビ治療の選択肢も増えてきています。

昔は、炎症を起こしたニキビを抑えていく「対症療法」が主な治療でしたが、角化を抑えてニキビをできにくくするような「外用薬」も使用できるようになりました。

外用薬

また、炎症の程度がひどい場合、アクネ桿菌だけでなく他の細菌が暴れていることもあるため、抗生剤の内服が有効なこともあります。

ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名前の病気です。何か気になることがあれば、一人で悩まずに、まずは皮膚科へ相談してみてくださいね。

(4)ストレス解消

ニキビの原因となりえるストレスを解消することも大切なニキビケアです。この方法については、次の項目で詳しくご紹介させていただきます。

ストレスニキビを予防する生活習慣

(1)適度な運動

適度な運動はストレス改善効果があるといわれています。運動が嫌いでなければ、日々の生活に、ストレッチや軽い運動を加えてみるのはいかがでしょうか。

ストレッチをする女性

(2)睡眠

睡眠とホルモンは大きく関連があります。

睡眠不足もストレスとなり、ストレス対抗ホルモンであるコルチゾールを分泌してしまいます。

そのため、しっかり睡眠をとることでストレスを軽減し、ニキビをできにくくすることも可能です。

ぐっすり眠れてごきげんな女性

もしよく眠れないという方がいたら、睡眠前のスマホいじりをやめてみましょう。

また、睡眠前にリラックス効果の高い音楽を聴いてみたり、アロマセラピーなど香りの効果を利用してみるのも良いかもしれません。

(3)食生活の改善

「今日の食事は、未来の肌をつくる」といわれるように、美肌をつくるためには食生活も大切です。

バランスの良い食事が基本となりますが、ニキビに良いもの・悪いものを知っておくことも必要です。

ニキビ改善に良いもの

肌の状態を整える栄養素として、皮膚のターンオーバーを促進するビタミンA、皮脂分泌を抑制するビタミンB2・B6、美肌をつくるビタミンC、血液の循環を良くするビタミンEなどのビタミンをしっかり摂取してくださいね。

女性の美肌づくりを応援するWebマガジン|Life & Beauty Report

その他、ミネラルや食物繊維も美肌の味方となってくれます。

ニキビを悪化させるもの

ニキビを悪化させる恐れがある食事としては、脂肪成分の多い食事は、皮脂の分泌を促進するために控えた方がいいでしょう。

また、コーヒーや紅茶に代表されるカフェインが含まれる食品や、アルコールも取りすぎると、皮膚のターンオーバーに必要なビタミンを壊してしまうことがありますので注意しましょう。

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(4)リラックスタイムをつくる

ストレスのかかる忙しい毎日の中、リラックスタイムをつくることはなかなか大変かもしれません。

しかし、ストレスを溜めこまないためにも、自分自身を労わってあげる時間を定期的につくってあげるようしましょう。

ストレスをためない方法

これは個人差があると思いますので、ご自身にあったストレス解消方法をみつけることが大切です。

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音楽が好きな方、読書が好きな方、映画が好きな方、ドライブが好きな方など、それぞれの好きなものが違うように、ストレス解消法も人それぞれ違うはずです。

何をしているときが楽しいのか、リラックスできるのかを、ご自身で思い出してみてください。

まとめ

ニキビのないキレイなお肌作りには、食生活や睡眠に気をつけるとともに、まずはノンストレスを心掛けること! 上記を参考に、ストレスニキビのできない、美肌作りをしていきましょう。


(LBR編集部)

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