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皮膚科医に聞く!繰り返すニキビの原因と正しいニキビの予防法とは?

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見つけると一瞬で憂鬱な気持ちになるニキビ。

赤く腫れて痛みがあるものはメイクをしても目立ってしまうし、治るのにも時間がかかるので困りますよね。

ニキビのできる場所や症状は人それぞれですが、実は原因には共通点があるのです!?

ニキビをみつけた女性

ニキビはなぜ繰り返しできるの? ニキビにはどんな種類があるの?  ニキビを発生させないために気をつけることとは?

毎日のスキンケアのポイントと、気をつけるべき生活習慣を皮膚科医の宇井千穂先生に教えていただきました。

宇井千穂先生

■プロフィール
宇井千穂 先生
1990年、準ミス日本受賞。
全日空客室乗務員を経て、医学部を卒業し、現在、皮膚科医・美容皮膚科医として勤務。
皮膚科医としては、活性酸素とSODの研究による天然の治療薬を使い、アトピーを中心とした皮膚疾患を診ている。
女医+(じょいぷらす)所属。

まずは、ニキビの種類を知ろう!

ニキビは大きく分けて4種類、微小面皰(めんぽう)・閉そく面皰・開放面皰・炎症性ニキビがあります。

(1)微小面皰

初期のニキビで表面的には認められないもの。

(2)閉そく面皰

角質の影響で毛穴が閉じてしまうことにより、角栓の中に皮脂がたくさん詰まった状態になる。黄白色のニキビ。

(3)開放面皰

黒い点のように見えるニキビで、閉そく面皰の状態から、毛穴の出口が開くことによって発生します。
毛穴の出口やその周囲に存在するメラニン色素、皮脂に付く汚れから、黒い点が形成されると考えられています。

(4)炎症性ニキビ

皮脂や毛包の中にいるアクネ菌が関係してできる赤いニキビのことです。
アクネ菌は皮脂を好むため、毛包内に皮脂が多く詰まるとどんどん数が増えていきます。

ニキビができる原因は?

ニキビは、90%以上の思春期の男女が経験する、最もありふれた皮膚疾患です。
思春期のニキビは皮脂の分泌が増えることやアクネ菌の増殖などが引き金となります。

大人のニキビはそれに加え、ホルモンバランスの変化や皮膚の角化異常、細菌感染や遺伝的要素なども関わってきます。

毎日のスキンケアを怠ることによるターンオーバーの乱れも、ニキビができやすい環境をつくってしまうきっかけに。
特に肌の乾燥は角質を厚くさせ、肌のバリア機能を低下させてしまうので注意が必要です。
このように、ニキビは複数の要因が絡み合って起こる厄介なトラブルなため、日々のスキンケアや生活環境を見直すことが大切なポイントとなります。

ニキビ予防のための正しいスキンケア

正しい洗顔でニキビ予防

ニキビを予防する上でまず重要なのが、正しいクレンジング・洗顔をすることです。

クレンジングは、化粧品の油分を浮き上がらせて落とすのに必要な油分と界面活性剤が入っています。
界面活性剤は、洗い流す水とお化粧品の油分をなじませる役割をもっています。

ふき取るタイプは、肌をこすりやすくなるので要注意。
流すタイプのものは油性のものが多いので、しっかりと洗い流す必要があります。
使用する量が少なすぎると余計にこすってしまい、摩擦を生み出してしまいます。
決められた量や、それよりもやや多めの量を使用するようにしましょう。

顔を洗う女性

洗顔をする場合も、皮膚への摩擦を軽減させるために、しっかりと泡立ててから行いましょう
細かい泡は、洗浄効果を高めます。
皮膚の汚れや過剰な皮脂、メイク汚れはその日のうちにきちんと洗い落とすことが重要です。


すすぎ残しは肌トラブルの原因となるので、丁寧に洗い流すことも心がけて。
決して強い力で洗ったり、長い時間をかけたり、何度も洗うなどの過剰な洗顔はしないこと!
角質層に存在する重要なセラミドや天然保湿因子であるNMFまで洗い流してしまう原因となります。

洗顔後に強いツッパリ感やピリピリとした刺激を感じる場合は、無理をして使い続けずにアイテムを変えるようにしましょう。

最も重要な保湿ケア

洗顔を終えたら、次は保湿。
これもニキビのできにく肌づくりにはとても重要なケアです。

肌ケアをする女性

皮膚の水分蒸散量が多く、角質の保湿機能が低下していると、毛穴の出口部分の角化に異常が生じ、毛穴が目立つようになります。
ニキビがあると保湿を控えめにしてしまいがちですが、肌を乾燥させることは逆効果。
毛穴を詰まらせ、よりニキビのできやすい環境をつくってしまうので保湿はしっかりとおこなってください。

保湿は全てのトラブルにおいて最も重要なケアです。
入浴後や洗顔後は、化粧水などの保湿剤でしっかりと保湿することを心がけて。
その際もこすったり叩いたりはせずに、手の平全体で肌にやさしくなじませるようにしましょう。

紫外線の防御対策

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紫外線は肌にダメージを与え、さまざまなトラブルを引き起こす原因をつくります。
ニキビにとっても、紫外線は大敵!
対策をすることでニキビの前段階である面皰を作るのを抑制したり、炎症した後の色素沈着の予防にも有効なので、一年を通して積極的に行うようにしましょう。

ニキビ予防のための生活習慣(食事内容、睡眠)とは?

ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌は、生活習慣で改善されます。
【規則正しい生活】【バランスの取れた食生活】【ストレスや不眠の解消】は、日ごろからの心がけが大切です。

サラダを食べる女性

規則正しい生活はホルモンのバランスを整えます。
仕事が忙しくて睡眠が十分にとれない時は、休日だけでも意識してみてください。
ストレスはニキビに悪影響を与えるので、精神的ストレスがある、など、心当たりのある場合はなるべく取り除くようにしましょう。
リラックス効果のあるものを日常生活に取り入れるのも効果的です。

肌を健康に保つためには、バランスの取れた食事も有効です。
ニキビに悩んでいるのであれば、高脂肪な食事は避けた方がよいでしょう
全般的には動物性の脂肪の摂取過多に気をつけます。
糖質の過剰摂取は遊離脂肪酸の産生を促し、高カロリー食は皮脂分泌を高めてしまいます。
全てにおいて、過剰な摂取をしたり、特定の食べ物だけを摂取したりはせず、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

ニキビに良い食べもの・悪い食べ物とは?

肌を健康に保つ食事療法には、ビタミン豊富な野菜や便秘予防のための食物繊維などを積極的に摂ることがあげられます。ビタミンや食物繊維の豊富な野菜は、積極的に摂り入れましょう。

【ビタミンを多く含むおすすめの食物】

ビタミンA(毛包表皮の異常角化抑制)
…うなぎ、レバー、ニンジンなど

ビタミンB2(皮脂分泌抑制)
…卵、海苔など

ビタミンB6(皮脂分泌抑制)
…ピスタチオ、まぐろ、鶏肉など

ビタミンE(過酸化脂質抑制)
…アーモンド、とうがらしなど

逆に脂質、糖質などを多く含む食品(お菓子など)は、摂りすぎるとニキビができやすくなってしまいます。
嗜好品はたしなむ程度に、をお勧めいたします。

ニキビは美肌の敵! とも言えるほど、女性にとっては気になる肌トラブルですよね。
目立つものからそうでないものまで、見た目の種類もさまざまですが、その原因には共通点があります。

・日々の生活習慣や食生活を整える
・洗顔・保湿・紫外線防御などの基本のスキンケアを丁寧に行う

以上のことが、ニキビ原因を取り除くために大切なことなのです。
日々の生活を見直しして、ニキビをつくらせない、ニキビを繰り返さない肌を目指しましょう!


(LBR編集部)

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